ドイツ西部ゲルゼンキルヒェン(Gelsenkirchen)の石炭火力発電所(2012年1月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/PATRIK STOLLARZ 【6月8日 RenewableEnergyWorld.com】ある業界アナリストによれば、そう遠くない将来、石炭に代わる新たなペレット燃料が米国のバイオマス業界を一変させるかもしれない。木を焙焼させて作る木質ペレットの1種、「ブラックペレット」だ。 外見は動物のふんにそっくりだが、石炭を代替するエネルギー源になるという。防水性があり、従来の木質ペレットよりもエネルギー密度(容積当たりのエネルギー量)が高く、使用方法は石炭と変わらない。石炭火力発電所の所有者にCO2 ペナルティーが科される欧州には、すでに強力な市場が存在する。 現在建設中の2つのブラックペレット工場でコンサルタントを務めるバイオエネルギー調査会社フューチャーメトリクス
米東海岸の主要都市の1つ、ニューヨーク(New York)のタイムズスクエア(Times Square)の夜景(2011年6月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/ERIC FEFERBERG 【6月7日 RenewableEnergyWorld.com】完成までに10年かかることを考えれば小さな節目にすぎないかもしれないが、米内務省は5月14日、米バージニア(Virginia)州からニュージャージー(New Jersey)州に延びる350マイル(約560キロ)の海底送電線の環境影響評価報告書を受けて、「大西洋風力プロジェクト(Atlantic Wind Project)」の作業を進めることにゴーサインを出した。 洋上風力発電業界はこれまで大西洋岸への進出に苦戦してきたが、送電ケーブルが海底に敷設されれば洋上風力発電の基幹送電線になるだろう。 55億ドル(約4300億円)規模のこの事業は、米
政府は、軽自動車より小さい1~2人乗りの「超小型車」の普及に乗り出す。 主に高齢者が近場を移動する「足」としての利用を想定している。年度内に認定制度を作り、道路運送車両法が定める「普通自動車」や「軽自動車」など五つの区分に、「超小型車」を加えて6区分にする方向で検討する。新たな区分ができれば、1963年以来、半世紀ぶりとなる。 政府は超小型車を第1種原動機付き自転車(原付きバイクなど)と軽自動車の中間の車両として位置付ける方針だ。 地方を中心に、人口減を背景に路線バスなどが減る地域が多い中、高齢者でも手軽に運転できる超小型車の普及に取り組むことにした。 政府は自動車メーカーや自治体向けに超小型車の仕様を示す指針をまとめ、来月にも公表する。その上で設ける認定制度に基づき一定の基準を満たせば、自治体が観光客に周遊に使ってもらう車などとして公道を走れるようにする。その後、課税のあり方などを整備し
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