大雪のため青森市の青森駅で足止めされていた札幌発大阪行きの寝台特急トワイライトエクスプレスが15日午後2時25分、25時間32分遅れで大阪駅に着いた。乗客は各地の名物の駅弁を配られたり、じゃんけん大会が開かれたりする予定外のおもてなしを受けながら計48時間20分の長旅を過ごしたという。 JR西日本などによると列車は定刻の13日午後2時5分に満員の130人を乗せて札幌駅を出発。午後9時20分ごろ青森駅に停車して約21時間足止めされ、約30人が新青森駅から東北新幹線に乗り換えたという。 その後も本来は通過する駅に臨時停車などを繰り返し、大阪駅に到着したのは丸2日後。約10人が京都駅や新大阪駅で降り、約90人が最後まで乗車した。乗車券と寝台券を除く特急料金(札幌―大阪間なら3240円)は返金したという。 乗客によると、昼や夜には各地… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みい