仏クルジュー(Courzieu)の動物園内で歩き回るオオカミ(2005年10月5日撮影)。(c)AFP/MARTIN BUREAU 【8月10日 AFP】オランダで7月に死骸が発見され、同国では140年以上ぶりの確認となったオオカミについて、オランダ野生動物衛生センター(Dutch Wildlife Health Centre、DWHC)は7日、東欧から自力で歩いてきたとの見解を発表した。 北部の小村ルッテルヒースト(Luttelgeest)近くの道端で、メスのオオカミの死骸が発見されて以来、オランダ中がその謎に首をひねってきた。 東欧からオランダに働きに来ている農業労働者が、オランダの人々を混乱させようと、いたずらで自分の国から運んできたものではないか、といううわさも一部であったが、科学者たちはこれを否定した。 DWHCは各研究機関や野生動物保護団体と共同で発表した声明の中で「このオオカ