連載目次 2014年4月はWindows XPのサポート終了が一番の話題であるはずが、それよりも大きな問題が2つも起こってしまいました。Heartbleedと呼ばれるOpenSSLの脆弱性、そしてApache Strutsの脆弱性です。 OpenSSLの脆弱性もApache Strutsの脆弱性も多数のWebサイトで発生したため、セキュリティクラスターのほとんどの人が何かしらの影響を受けたようでした。Apache Strutsの脆弱性では「修正が不十分である」との発表を行った会社が方々から叩かれるという、これまでにあまりないことが起こりました。 そして大型連休を控えた月末には、Windows XPにも影響がある危険な脆弱性が発見され……最後まで脆弱性に振り回された1カ月でした。