オムロンは10月2日、LEDと透明なプレートを使うことで、3D画像の空間投影を可能にする「透明プレート型空間投影技術」を世界で初めて実現したと発表した。LED1個とプレート1枚で空間投影が可能で、従来のような大がかりな装置が不要という。ガラスなどに貼り付けて投影することも可能で、看板の3D表示や駅の案内表示の立体化、ジェスチャー入力機器での活用など、幅広い用途が考えられるという。 LEDの光を透明なプレートやシートから出射させ、3Dの静止映像を空間に投影する。3Dによる奥行きのある表示ができ、実空間の物体との重ね合わせも可能。ディスプレイが透明なため、映像の空間浮遊感がそこなわれず、視界が妨げられないとしている。プレートの手前と向こう側の両方に投影が可能な上、複数枚重ねることで切り替え表示やカラー表示、アニメーションなど高度な表示もできるという。 どこにでも設置できるのが特徴で、ガラスに貼
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