17日午後11時ごろ、東海道新幹線の三島-静岡間で停電が発生、「のぞみ」と「こだま」の上り最終列車が運行を見合わせた。JR東海は、両列車を静岡駅まで引き返させた上で、すでに運行を終えた下り線のレールで「のぞみ」を東京方面に向かわせる。 同社は「停電による下り線の逆走は極めてまれ」としており、18日午前1時現在、復旧の見通しは立っていない。東京駅到着は18日午前5時ごろになる見通し。 同社によると、両駅間で停車したのは博多発東京行き最終の「のぞみ66号」(乗客約880人)、新大阪発三島行き最終の「こだま692号」(同約190人)。こだまの乗客はのぞみに乗り換えるという。