私は今までの人生で、1本もタバコを吸ったことがありません。 知りあいや職場の人にまで拡大すればもちろん喫煙者はまわりにいますが、身近な友人や家族はだれひとりとしてタバコを吸わない環境で生活してきたため、「タバコ」や「喫煙者」は、私のなかでずっと謎の存在であり続けています。 私が「タバコ」という文化について面白いなぁと思うのは、それが物心ついてから(成人してから)、自らの意志で、意図的にはじめた習慣であるということです。そういうのって、他にあんまりないですよね。お酒とかもそうかもしれないけど、お酒は量に差があってもまったく飲まない人っていないじゃないですか。でも、タバコは吸わない人はまったく吸わない。喫煙者と非喫煙者のラインがはっきりしているので、いったい両者を分けたものは何だったんだろうなぁとか考えるわけです。 喫煙者のみなさんは、きっと何かしら思うところがあってタバコを吸い始めたんだと思
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