公衆トイレ個室のドアノブ。人々が用を足し触れるノブや鍵に、抵抗を感じる人は少なくない。 アメリカ・デトロイトのデザイナーBehzad Rashidizadeh氏のデザインコンセプト“Foot Latch”は足で施錠するドアノブである。未使用時ドアは開いており、個室内に設置された本パネルを足で押しながらドアを閉め、足を離すことでロックできる。使用後はパネルを押し下げ開錠し、足で引き戻してドアを開く。 ノブや鍵に直接触れない本コンセプトは、細菌やウイルスの拡散を低減する。トイレに限らず、自動化されていない公共の場にも流用できそうなアイデアである。