欧州南天天文台は25日、南米チリに設置した望遠鏡の観測などで、太陽系から約22光年離れた恒星「グリーゼ667C」を回る惑星3個が、生物がすむのに適した環境であることがわかったと発表した。 発表によると、天文台の研究チームが、これまで望遠鏡で得られたデータを分析した。その結果、三つの惑星はグリーゼ667Cから適度な距離にあり、水が凍らずに液体で存在するのに適した環境にあることが確認されたという。惑星はいずれも地球より大型だった。 研究チームは「これらの惑星の存在は知られていたが、生物が生きることができると確認できた」と話している。