はじめに 前回は、情報可視化の基本的な考え方について、HatenarMapsなどの実例を示しながら説明しました。第2回以降は、Java言語を使用して実際にプログラムを作成することで、情報可視化の実践例を示していきたいと思います。 目標 本連載では、はてなブックマークの人気エントリーのデータを可視化することを最終的な目標にします。可視化にあたっては、統計学的観点から「階層的クラスタリング」、視覚的観点から「ツリーマップ」の手法をそれぞれ用いることにします。 Java開発環境のセットアップ 手元にJavaの開発環境がなく、本連載のプログラムを試したい場合には、Sun Microsystemsが提供している統合開発環境、NetBeansの導入をおすすめします。 NetBeansはオールインワン型のIDEですので、インストールするだけで特別な設定の必要もなく、一通りの開発環境を整えることができ