スイス・ジュネーブ(Geneva)で、月給4000フラン(約46万円)の最低賃金制度導入を要求する運動に参加した人々が手にした紙飛行機(2014年5月7日撮影)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI 【5月15日 AFP】スイスで18日、世界最高水準となる時給2500円の法定最低賃金の導入の是非を問う国民投票が実施される。 スイスでは、これまで法定最低賃金制度は設けられていなかった。制度導入を提案した労働組合や左派政党は、世界で最も物価の高い国の1つであるスイスで生活を維持していくためには、少なくとも時給22スイスフラン(約2500円)、または月給4000スイスフラン(約46万円)が「まっとうな賃金」として必要だと主張している。 主な西側諸国の最低賃金は、米国が7.25ドル(約750円)、フランスが9.43ユーロ(約1300円)、スペインが5.05ユーロ(約700円)、先日導入し
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