JR東日本が桜木町駅の横浜寄りに新たな改札口を設置することが、12日までに分かった。2014年春の完成を目指し、駅の高架下に新たに計画している商業施設とともに一体的に整備する。新改札口が完成すれば、横浜・みなとみらい21(MM21)地区や横浜方面への利便性が大きく高まることになる。 関係者によると、新改札口「紅葉坂口」(仮称)は、カフェレストラン「バビーズ横浜」が入居している高架下のスペースに設置する。新改札口の設置に合わせて、高架下には新たに複数の店舗が入居する商業施設を整備する。着工は12年半ばとなる見通し。 同駅のホームは高架上にある。従来の改札口は高架下の関内寄りに1カ所しかなく、MM21地区に向かうには駅前広場を横切る必要があった。新改札口が完成すると、桜木町とMM21地区を結ぶ「動く歩道」が近くなり、通勤客や買い物客らが利用しやすくなる。 また、紅葉坂など駅周辺ではマンシ