585 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2023/01/24(火) 21:32:04.96 ID:bZTeiPzH 午の年(元亀元年)の極月に武田信玄公は、馬場美濃、内藤修理、山縣三郎兵衛、高坂弾正、 小山田兵衛尉、原隼人助、跡部大炊介の七人を召して、弾正にこのように仰せになった。 「信長の使いである織田掃部(忠寛)は、家康の人質(松平康俊)が甲府から逃亡した事について どのように申していたか。」 高坂承り 「掃部が申すことによると、 『信長がこれを聞けば、家康も届かないことだと考えるでしょうが、定めてこれは家康も知らない事でしょう。 源三郎(松平康俊)が不覚悟であったために、そのような事態になったのだと推量いたします。 ですので、やがて又、定めて別の人質を、家康より武田に進上するでしょうし、そうしなかったとしても、 信長は信玄公に御無沙汰申し上げるような事は少しも有りませんので、
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