この本は斉藤氏が講演した内容を起こしているものだが、これが妙な味わいがあってとても深い。 短くて薄い本なのであっという間に読めるのだが、仙人から説話を聴いたみたいな、背筋が伸びると同時にほんわかして素敵な読後感が残った。 この本に書かれている「人生が100倍楽しく笑える」法則の中から特に印象に残ったものを7つ抜き出してみた。 この本の「味をお伝えすることは難しいと思うが、ちょっとでも興味を持っていただければ嬉しい。 1. 困ったことは起こらないと知る 斉藤氏曰く、「困ったことは起こらないんだよ」とのこと。 困っているように見える人がいたとしたら、それは「学んでいる」人なのだ。 人は本当に困らないと学ぶことができない。 お金を失いおちぶれて初めてお金のありがたみを知る。 友達をなくして初めて友情のありがたみを知る。 だから、困っている人を見ても「困っている人だ」と考えてはかわいそうだ。 「あ