首相 エネルギー計画は白紙に 5月10日 19時13分 菅総理大臣は10日夕方、記者会見し、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、西暦2030年までに総電力に占める原子力発電の割合を50%以上とすることを目指す今のエネルギー基本計画について、いったん白紙に戻して議論したいという考えを示したうえで、自然エネルギーと省エネルギーに重点を置いて、見直しを進める考えを示しました。 この中で菅総理大臣は、中部電力浜岡原子力発電所の運転停止について、「中部電力が早い段階で要請を受け入れていただき、ありがたく思う。電力の不足が生じるのではないかという懸念もあるが、ほかの電力会社や、企業、それに国民に協力いただくことによって、クリアできる」と述べ、節電への協力を呼びかけました。また、菅総理大臣は、今後のエネルギー政策について、「今回、東京電力福島第一原子力発電所で大きな事故が起きたことによって、西暦