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米CNNテレビは4日、西アフリカでエボラ出血熱に感染した米国人2人が、人での臨床試験を経ていない治療薬の投与を受けて症状が回復したと報じた。 2日に米国に帰国した男性医師は歩いて病院に入った。一時は重篤な状態だったとされ、CNNは「奇跡的だ」とする医療関係者の声を伝えた。 治療薬は米カリフォルニア州の製薬会社が開発する「ZMapp」。マウスを使った抗体を含み、免疫機能の働きを助けてウイルスによる細胞への感染を防ぐ。感染後1~2日のサルに投与すると死亡を防ぐ効果が示されたが、人での安全性や効果は未知数だった。 CNNによると、米国立衛生研究所(NIH)が提供した治療薬を先週リベリアに輸送。男性医師らは説明を受けた上で投与に同意し、感染から7~10日後にもかかわらず劇的な効果がみられたとしている。(共同)
西アフリカのギニアを中心に感染が広がっているエボラ出血熱で、死亡した人の数はこれまでに300人を超え、現地で治療に当たる国際NGOは「制御できない状況」だとして、各国政府などに大規模な支援を求めています。 エボラ出血熱は、ことし3月に西アフリカのギニア南部で流行し始め、これまでに隣国のリベリアやシエラレオネの合わせて3か国で、感染が確認されるなど拡大を続けています。 WHO=世界保健機関のまとめによりますと、これまでに感染者や感染が疑われる患者は3か国でおよそ600人に上り、このうち338人が死亡しました。 これについて、現地で治療に当たっている国際NGO「国境なき医師団」は報道資料を発表し、さらに感染が拡大するおそれが高いとして「われわれの対応能力も限界で、制御できない状況だ」としています。 そのうえで、感染拡大に歯止めをかけるには「各国政府と援助団体による大規模な支援が必要だ」と訴えて
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