この文章の少し前、自殺をほのめかす文章を書いて、ツイッターに騒ぎを巻き起こした。 正直に書いておくが、自殺を図ろうとしたのは事実である。決して衝動的な自殺ではなく、一年近く前から計画していたことでも。自殺のやり方は深夜の出血多量による失血死。眠っている間に安らかに死ねる……と思っていた。 自殺の方法はいろいろ考えた。前に書いた『詩羽のいる街』のように、マヌケな死に方や他人に迷惑をかける死に方を選んで、笑いものになるのだけは避けたい。 かなり悩んだのは、仕事場に使っているマンションから飛び降りるという方法である。しかし、これは実行不可能だと分かった。というのも、僕の健康状態が急速に悪化していたからだ。 脳梗塞で4箇月ほど入院した直後はまだましだった。歩いて家の周囲を何周も回ったりもした。それがしだいに歩ける距離が短くなってきた。 今は、家の周囲を一周すらもできない。これでどうやって仕事場のマ
交際していた3人の男性を殺害したとされる“首都圏連続不審死事件”で、2017年5月に死刑判決が確定した木嶋佳苗死刑囚(44)。昨年1月、木嶋は3度目となる獄中結婚をしたが、その相手は「週刊新潮」のデスクだったことが、「週刊文春」の取材で分かった。 社会部記者が解説する。 「東京拘置所にいる彼女は2015年3月に60代の不動産会社勤務の支援者男性と最初の結婚。彼女がメディア関係者に送った書簡では『セックスがないからこそ、ある種の緊張感が保てていると思う』などとノロケていましたが、翌年に離婚。その後、逮捕前から知り合いだった男性と再婚し、元夫とは養子縁組したことを『週刊新潮』(17年4月20日号)に寄せた“遺言手記”のなかで明かしています」 昨年から司法関係者や彼女を逮捕した埼玉県警の関係者らの間では、再審請求に繋がる動きを警戒し、情報収集するなかで、「週刊新潮」のX氏の存在が浮上していた。
ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さん(47)が執筆した東京新聞(2月12日付)のコラム「ゲーム機バキバキ事件」の内容がネット上で“大炎上”するなか、渦中の高嶋さんが週刊文春の取材に応じた。 コラムの内容は、高嶋家では任天堂DSで遊ぶのは平日は禁止されているにもかかわらず、9歳の長男がゲームをしたため、怒った高嶋さんが6歳の次男のものと合わせて2台の端末をバキッと折って壊した。翌週、長男は算数のテストで満点を取り、友人に「ゲーム機を折られたから満点を取れたんだ」と自慢した、というものだ。紙面には真っ二つになったDSの写真も掲載された。 これを受けてネット上では「やりすぎだ」「子供への虐待」「任天堂に謝れ」などと大騒動になった。 “毒舌キャラ”で知られる高嶋さんだけに炎上しても意気軒昂なのかと思いきや、話を聞いてみると意外にもションボリしていた。 「この度はお騒がせしてしまって、色々な方にご迷惑を
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衰弱した父親を病院に連れていくなど適切な処置を取らずに死なせたとして、兵庫県警は25日、神戸市北区南五葉2丁目の会社員、五十川博之容疑者(46)を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 神戸北署によると五十川容疑者は、父の甫(はじめ)さん(83)が8月15日ごろから寝たきりで衰弱した状態だったにもかかわらず放置し、死なせた疑いがある。「24日朝、仕事に行く前には父は生きていた。夜帰ってきたら息をしていなかった」と話しており、自ら119番通報したという。 五十川容疑者は甫さんと2人暮らし。甫さんが寝たきりになった当初はおかゆやうどんを食べさせていたが、次第にスポーツドリンクなど水分だけになり、おむつも長期間替えていなかったという。
個人的に“ネットスラング”と呼ばれるものが、どうしても好きになれない。「具体的にどれが嫌い?」と問われたとしたら、この原稿の字数では収まりきらない位にはある。 例えば、「神」なるワード。抜きん出た存在を指す表現だが、その成り立ちと浸透されていった過程を不思議に思う。改めて見ると、称し方としてはあまりにも安易だ。 このネットには、いわゆる「神」的存在が少なくない。その一人として挙げられるのは、田代まさし。刑務所を出所した彼が、3月に“出所報告イベント”を開催したことは記憶に新しい。 実は私も、他媒体の取材で同イベントへ訪れている。数々の事件を経て奇異の目で見られがちな彼だが、私も彼のことは奇異の目で見ていた。とにかく、自分に甘い。我慢が足りない。確固たる意志があれば、薬物を止められるだろうに。 「オレもそう思ってました! でも『ダルク』のプログラムを受けて分かったのは、みーんな同じ『薬物依存
スウェーデン・ヨーテボリ(Gothenburg)の裁判所前を警備する警察官(2000年1月5日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/SCANPIX SWEDEN/PELLE LUND 【11月21日 AFP】人間の頭骸骨などを自宅に保有し、性的な目的に使用したとして、スウェーデンの女(37)が20日、起訴された。 検察官の起訴状によると、この女はヨーテボリ(Gothenburg)の自宅アパートに少なくとも頭骸骨6つと脊柱、それに「その他の大量の骨」を保有し、「さまざまな性的行為に」使用していた。証拠品の中には「私の死体への性愛」、「私の初体験」と題された2つのCDが含まれる。また、女の自宅の隠し部屋からは遺体安置所で撮られた写真やドリル、死体を運ぶための袋が見つかった。アパートからは遺体安置所のアクセスコードも発見されたという。 検察の起訴状によるとこの女は今年の夏、スウェーデン中
東京・六本木のクラブで昨年9月、男性客が目出し帽をかぶった男の集団に金属バットで殴られ殺害された事件で、警視庁が凶器準備集合の疑いで、暴走族「関東連合」(解散)の元リーダー石元太一容疑者(31=詐欺罪で起訴、公判中)の逮捕状を取ったことが9日、分かった。事件の前後、同容疑で逮捕状が出ている男らと連絡を取り、現場近くに行った疑い。現場近くの防犯カメラに、石元容疑者の姿が写っていた。近く逮捕に踏み切る方針。 逮捕状は7日付。捜査関係者によると、石元容疑者は事件の前後、同容疑で逮捕状が出ている男らと連絡を取った上で、都内の自宅から、タクシーで事件現場のクラブ「フラワー」(当時)の近くに行った疑いが、持たれている。 逮捕状の決め手となったのは、現場近くに設置された防犯カメラに、男らと接触する石元容疑者の姿が写っていたことだった。 既に公開された防犯カメラの映像には、男らが乗っていたとみられるワンボ
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