「犬・鳥・魚」講座その2 ヒロインは不吉だ文:小原篤 バックナンバー筆者プロフィール 「イノセンス」公開時に取材した押井守監督。抱いているのはぬいぐるみです=2004年撮影 CBC放送センター(名古屋市)ロビーにある「犬・鳥・魚」像。愛知万博で押井監督が総合演出を担当したテーマシアター「めざめの方舟」で展示されていた物です これは魚「青鰉(しょうほう)」の頭部。CBCはパビリオンを出展した企業の一つなのです 鳥「百禽(ひゃっきん)」の頭部。カッコいいですねえ DVD「スカイ・クロラ」(バップ)DVD「スカイ・クロラ」を商品検索〉 私「鳥とは観念とか超越的存在、魚は本能や無意識、といったとらえ方で合ってますか?」 押井守監督「まあ、そうだね」 これは、映画「イノセンス」(2004年)公開直前に押井監督にインタビューした時のやりとり。「今回の映画は、隠喩というレベルを超えて『犬・鳥・魚』がバン