19日、茨城県日立市の海水浴場で、サメおよそ30匹が泳いでいるのが確認されました。サメは人を襲うことのないドチザメと見られますが、日立市では念のためサメの侵入を防ぐ網を張るなどの安全対策を検討しています。 水族館の職員が捕獲されたサメを確認したところ、このサメは「ドチザメ」と見られ、おとなしく人を襲うことはない種類だということです。 久慈浜海水浴場は今月15日に「海開き」をしましたが、水温が低く遊泳禁止となっていて、海水浴客はいませんでした。 日立市では念のためサメの侵入を防ぐ防護網の設置を検討しているほか、茨城県も防災ヘリコプターでの監視を強化することにしています。 茨城県観光物産課は「海水浴客の安全には万全の態勢を取っているので、安心して利用してほしい」と話しています。