任天堂の岩田聡前社長が逝去し、1年以上が過ぎた。この間、任天堂を取り巻く環境は大きく変わった。今年に入りスマートフォンゲームをリリースし、秋には「どうぶつの森」「ファイアーエムブレム」といったタイトルのリリースを控える。さらに来年3月には、次世代ゲーム機「NX」の発売を予定する。まさに今、社内は大わらわだ。昨年秋には経営陣の若返りが行われ、君島辰己社長の下で集団指導体制への移行が進んでいる。 週刊東洋経済は9月3日号(8月29日発売)で、「ポケモンGOブームでも やがて寂しき任天堂」を特集した。NXへの期待と不安に加え、若返り人事の裏側などを追った。任天堂は新体制へ移行し、明らかに“変質”しつつある。大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」では「マリオ」などを使用したアトラクション建設が予定される。「過去に二度、任天堂はUSJからの誘致を断っている」(関係者)にもか
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