まとまった分量の執筆を行う場合、多くのユーザはテキストエディタかワープロを使うはず。業務用の文章を書くことはない、案内状などの書類作成はWordやPagesで十分という向きはさておき、特にUNIX使いなど"手に馴染む道具"を求め試行錯誤を繰り返すユーザは少なくないことだろう。Snow Leopard発売目前のいま、あえてMac OS Xユーザ向けに、自分にとってベストなテキストエディタを選ぶことを提案してみたい。 「テキストエディット」が物足りない理由 Mac OS X向けサードパーティー製テキストエディタについて語る前に、システム標準のエディタ「テキストエディット」にどのような機能が不足しているか、現状認識から始めてみよう。 文字コード識別機能がない テキストエディットには、文字コード識別機能がない。環境設定パネルでファイルを開くときの動作を決める項目には、「自動」という選択肢が用意され