インターネットバンキングのパスワードがコンピューターウイルスによって盗まれ、預金を奪われる被害が過去最悪のペースで増えていますが、2か月ほど前から、クレジットカードについても同じ手口で情報が盗まれ、高額の買い物をされる被害が相次いでいることが分かり、カード会社などが注意を呼びかけています。 クレジットカード会社などによりますと、国内では、ことし4月ごろから、ネットバンキングだけでなく、クレジットカードの情報を盗み取るウイルスの感染が広がっているということです。 あるカード会社では、こうした手口による被害が、分かっているだけで20件近くに上り、何者かが不正に、合わせて200万円分ほどの買い物をしたということです。 ウイルスは、カードの利用明細の確認などを行うホームページにログインすると、別の偽の画面を表示し、利用者にカード番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力させて、盗み取るということ