10年前に夢見た未来が現実に 今は存在しないスタートアップのOnLiveが運営するサービスを通して、筆者がストリーミングゲームを初めてプレイしたのは10年ほど前のことだ。OnLiveは当時、PCや「Mac」、小型のセットトップボックスとコントローラを通してヒットゲーム(SFシューティングゲームの「Borderlands」など)をプレイできるサービスを提供していた。 Netflixと同じように、ログインして、ゲームを選択するだけで、すぐにプレイを開始できた。映像が乱れることもあったが、当時は映画のストリーミングでも同じような問題が発生していた。だが、ストリーミングゲームは正常に機能し、それは未来のサービスのように感じられた。 それ以来ずっと、筆者はその未来が現実になるのを待っていた。 OnLiveは2015年にサービスを終了したが、ほかのサービスも登場した。ソニーは人気ゲーム機のPlaySt