Advanced Micro Devices(AMD)は、2007年に新しいチップアーキテクチャを投入することになっているが、Intelから市場シェアを奪うことに役だった基本設計にはあまり手を加えない方針だ。 「Next Generation Processor Technology」と呼ばれているこの新チップアーキテクチャは、現在出回っているOpteron、Turion、Athlon 64のベースになっている設計を強化したものとなる。この新しいアーキテクチャを採用することで、チップのパフォーマンスは向上し、消費電力も抑えられるが、ただしAMDは設計コンセプト全体に大幅な変更を加えてはいない。この新アーキテクチャを採用するプロセッサは2007年に登場する。 AMDのシニアフェローChuck Moore氏は、「1年おきに新しいコアを投入することに注力するのではなく、全体的なシステムのパフォー