そういえば故・石原慎太郎氏の著作って、ほとんど読んでいない。ソニー盛田昭夫氏らとの共著「Noと言える日本」は当時のミリオンセラーだったから一応目を通したはずだが、ミサイルの電子技術がどうだの、へちまだのという話でいまや記憶にも残ってない。 文学はいわずもがな・・・・・・・ 唯一面白かったのは、議員辞職―東京都知事選の間の潜伏期間に描いた自伝というか断片的回想記で、そこの「他人を描いたゴシップ」のあれこれは、悪口陰口めいていて一寸興味深かった。 亡国の徒に問う (文春文庫) 作者:石原 慎太郎文藝春秋Amazon そんな感じで、イマイチ石原慎太郎のライフヒストリーには詳しくないのだが(斎藤貴男、佐野真一らの評伝は読んでるのに!)、 空疎な小皇帝: 「石原慎太郎」という問題 作者:斎藤 貴男岩波書店Amazonてっぺん野郎―本人も知らなかった石原慎太郎 作者:佐野 真一講談社Amazon ただ