英国に本拠地を置き、グローバルに活躍する先進企業3社の現地取材から、英国企業の現在を探るシリーズ企画。
英国に本拠地を置き、グローバルに活躍する先進企業3社の現地取材から、英国企業の現在を探るシリーズ企画。
Nanoporeシーケンサーは、DNAを一分子ずつ小さな穴(nanopore)を通し、AGCTの塩基が通る際の電流変化の違いを利用してDNAの塩基配列を解読しようとする、次次世代(?)のシーケンサーです。DNAを断片化して大規模並列に解読する、いわゆる「次世代シーケンサー」に比べると、配列解読の方法はとても直感的でわかりやすい。いよいよDNAを一本ずつ読む夢に見た時代が到来した、という感じでしょうか。 さらには、Nanoporeシーケンサーの中でも現在最も小さなMinIONは、USBでPCにつながる「お手元シーケンサー」であるという驚くべき特徴もあります。初めにその話を聞いたことがある人は、「そんなデバイスで本当にシーケンスができるのか?」と疑ったことだと思います(私は疑いました)。それが、3年くらい前から実際に研究者によって使われるようになり、現在では(多分)それなりに多くの人が使ってい
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