cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
『ハックルベリー・フィンの冒けん』(マーク・トウェイン 著、柴田 元幸 翻訳) ハックルベリー・フィンはどれくらい漢字が書けるか? そんな奇問を考え抜いた柴田元幸さん。結果、〈「険」は無理でも「冒」は(横棒が一本足りないくらいのことはありそうだが)書けそうな気がする〉と、アメリカ文学の金字塔は新たな訳題で生まれ変わった。 「原文での綴り間違いなどを日本語に移すなら漢字が書けるかどうかに相当するんじゃないかと思い、ハックの語り口に寄り添って一語ずつ考えていきました」 こんな具合だ。〈すこしは文しょうも書けたし、九九(くく)も六七(ろくしち)=三十五まで言えたけど(中略)どのみちさんすうなんてキョウミない〉 カタカナや傍点を駆使した文章はかなり独特ながらも読みやすい、絶妙なバランスを保っている。 「この小説の最大の魅力はハックの“声”の伸びやかさなので、それを活かす訳文を目指しました。少年の語
みなさんは、東京都の西部――たとえば世田谷区や中野区、杉並区、練馬区、武蔵野市などの上空が、「日本のものではない」ということをご存じですか? 「なにをバカなことを……」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。 しかし、これらは複数の公文書によって裏付けられた、疑いようのない事実なのです。 北朝鮮ミサイルの脅威が迫るいまこそ、考えておきたい「日本の空」の真実とは?『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』の著者・矢部宏治氏による論考。 とんでもない歪みの正体 おかしい。不思議だ。どう考えても普通の国ではない。みなさんは、ご自分が暮らす「戦後日本」という国について、そう思ったことはないでしょうか。 おそらくどんな人でも、一度はそう思ったことがあるはずです。アメリカ、中国に次ぐ世界第3位の経済大国であり、治安のよさや文化水準の高さなど、誇るべき点もたしかに多い私たちの国、日本。しかしその
新経済サミット2014のセッションの動画を見て気になってた伊佐山氏の書籍。読んでみて、すごくモチベーションのアガる一冊だった。 シリコンバレーの内情というか、その雰囲気を、著名な人の言葉を引用しながら紹介している。スタートアップの始め方とかそういったマニュアル的なものではない。著者はシリコンバレーの世界にただただ心酔している印象をうけるが、その純粋さに好感を持つ。 You can only grow if you are willing to feel awkward and uncomfortable. 人間だれしも居心地の良いComfort Zoneを持っている。そこにずっといては成長は期待できないし、それ自体もRisky Zoneともなる。 絶えず動き、考え続けることによって世界にインパクトを与えるようなものが生み出されると言っているが、そもそも、そこまでして多くの人(そこまで多くも
最近とても気になっていることがあります。 アメリカというか、英語圏の Photoshop の本の表紙について、です。 以前、Photoshop と Illustrator を使ったWebデザインの入門書(プロになるためのWebデザイン入門講座)を書いていた時に、「Photoshop を使ったWebデザインの本って、海外にはあるのかな?」と気になって、Amazon.com で「Photoshop」というキーワードで検索してみました。 すると、出てきた本の表紙が… …90年代?と思ったのですが、Photoshop CC(2013年にリリースされた最新版)と書かれてますね。 ちょうど、昨日 下北沢オープンソースCafe で作業してた時にこの話題が出たので、英語に堪能なオーナーの河村さんなどに聞いたところ、「DUMMIES」は日本でいう「できるシリーズ」のような初心者向けのシリーズだそうです。 P
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