終戦の日である昭和20年(1945年)8月15日は、ドラマ等で暑い日として描かれていますので、昭和20年は暑い夏というイメージがあります。 昭和20年8月15日の日最高気温 昭和20年8月15日は、西日本を中心に太平洋高気圧に覆われ、安定した気圧配置となり、東京の最高気温が32.3度など、東日本から西日本ではドラマ等に描かれているように、暑い日となっています(図)。 図 地上天気図(昭和20年8月15日6時、「デジタル台風」より) 昭和20年8月15日は、ドラマ等で繰り返し暑い日として描かれていますので、多くの人は、終戦の日は全国的に暑い日で、昭和20年は暑い夏というイメージがあります。 しかし、北日本の8月15日は、ドラマ等で描かれるような暑い日ではありません。 そして、昭和20年は全国的に暑い夏ではありません。表で、月平均気温が平年を上回っているのは、8月の東京だけというように、昭和2