<font size="2" style="line-height:"140%"> 本書は実際の講義さながらに、ことばの分析をしながらその結果をどのように組み立ててまとまった一つの考えとしていけばよいのかを指南した書である。文系理系を問わず学生が不得手とする、理論モデルをつくる際の論理の組み立て方をクイズを解くような形で実体験することができる入門書である。 まえがき 1章 脳の中にある言語計算機の存在を感じてみよう 2章 論理的な可能性から探る文法の存在 3章 言語の構造を1つに絞り込む 4章 言語の骨格に肉付けをしてやろう 5章 有限な規則から無限に近い文を生み出す 6章 「見えざる共通項」を力業で暴き出す 7章 日本語の構造と英語の構造 8章 データの「重み付け」から探る言語分析の方法論 9章 文法操作は利他的で、かつ、最後の手段である 10章 科学的思考法によりデ