科研費業務を通して多くの研究計画調書を読んできました。 通る書類、通らない書類の違いはほんの少しだけ!その違いを丁寧にお伝えします。 研究計画調書は「研究目的」欄が最も重要で、この中で、研究の置かれている背景や応募課題の特徴を訴えかけます。 そして、その目的欄で述べたことを具体的にどうするか、研究の中身を説明するのが研究計画欄でした。 平成30年度の公募分から、研究目的、研究計画欄を二つにまとめ、その中から公募研究を発想に至った経緯や、 これまでの研究活動、準備状況など、研究の背景を説明する欄が別立てになりました。 研究の目的、方法などを述べた上で、その目的、方法をより確からしく肉付けするためのページといったところです。 自分のアイデア、それにまつわるこれまでに公表されている「他人の研究成果」、これまでの自分の研究活動の内容、準備状況と実行可能性と、 前のページまでに述べてきた、研究目的や