印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力 北九州市で開かれた日本原子力学会の大会最終日の22日、東京電力福島第一原発事故などについて業界OBらが若者と語り合う会があった。業界OBのつてで集められたという高校生らからは、「安定したエネルギー供給のため原子力は必要」などと逆風の業界に好意的な意見が目立った。 会は、原子力関連企業などに勤めていた元技術者や元研究者ら約300人でつくる原子力学会シニアネットワーク(SNW)が開いた。高校生2人と大学院生1人が約40人の前で意見を述べた。 北九州市内の高校2年の生徒は「原発を今すぐ止めたら確実に電気が足りなくなり、日本経済が徐々に立ちゆかなくなる」と話した。同じ高校の別の生徒は、放射能汚染に関する食品の風評被害に「怒りを覚えている」と話した。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます