先日最終回を迎えた、Webマガジン「あき地」でのメレ山メレ子 id:mereco さんの連載「メメントモリ・ジャーニー」によせて、自分の痛々しい部分を言語化してみる試み。 メメントモリ・ジャーニー - 新しい故郷 | ウェブマガジン「あき地」 ※以下の引用部はすべて当該記事のもの。 生死と旅、現在とこれからの生活といったテーマに対し、メレ子さんが連載を通じご自身に真摯に向かい合って言語化されているように感じられた。それは「すばらしい」「素敵な」「好きだ」という肯定的な表現に加えて、どうもすっきりしない、心がちくちくと突かれるような独特の読後感を残した。 連載第4回「越後妻有、怒濤のセンチメンタル」で、『たまに帰省することはあっても、大分に住むことはおそらく一生ない。それでいいのだという思いとわずかな後ろめたさの間で、細かく針が振れる』と表現された地元という存在。自分の地元とよその地元に、そ
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