まずはニューヨークで先行販売 この渋い光沢……日本の伝統工芸の神髄を見た! 引き続き「ワンフェス会場で見つけた気になるモノ」ネタでお送りしております。 今回、アマチュアブースでもっとも気になった展示と言えば、何と言っても、今回が初出展だという愛知県の仏壇職人集団「アートマン・ジャパン」のブースだろう。特に来場者の目をひいていたのが、シンプルながらひときわ強烈な個性を放っていた、オリジナルフィギュア「クロート」の展示。ぱっと見は「コレジャナイロボ」のようなシルエットだが、これらは一点一点すべてホンモノの仏壇職人による手作りで、漆塗りや蒔絵、金箔張りといった、日本が誇る「仏壇製作技術」が随所に投入されているのだという。確かに、この艶めかしいほどの「美しさ」は完全に“職人技”だ。 リーダーの都築数明氏はもともと、愛知県で仏壇店を営む、正真正銘の仏壇職人だった。しかし、日本が誇る仏壇技術を世界に広