[レベル: 上級] Googlebot のレンダリングエンジン、技術的な名称で呼べば Web Rendering Service(ウェブ レンダリング サービス)をアップデートしたことをウェブマスター向け公式ブログで Google はアナウンスしました。 Web Rendering Service をアップデートしたニュースは、米マウンテンビューで先週開催された Google I/O 2019 で、JavaScript の SEO をテーマにしたセッションで紹介され、加えてほかのいくつかのセッションでも言及されました。 現地で得た情報も交えて、詳しく解説します。 最新のレンダリングエンジンを常に搭載 これまでのウェブ レンダリング サービス(以下、WRS)は、Chrome 41 相当のレンダリング性能でした。 Chrome 41 がリリースされたのは 2015 年です。 3年が経過したため