ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (108)

  • 第24回 朝型勤務がダメな理由

    最近、「朝型勤務」が話題だ。言い出しっぺの政府から範を垂れるということか、まずは今夏7〜8月に国家公務員の始業時間を原則1~2時間前倒しすることを決めたらしい。この種の話は時々登場しては自然消滅するが、今回は安倍首相が閣僚懇談会で朝型勤務の推進を直接指示したそうだから、これは重い。実際、厚生労働大臣名で経団連、日商工会議所、全国中小企業団体中央会に朝型勤務推進の協力を要請したとのことで、その気度が伺い知れる。 私の勤務先は行政府とのつながりが深く、現在でも厚労省関係の研究事業を数多く請け負っているし、医療政策上の提言などもする。国が決めた施策に真っ向から異論を唱えるのはいささか具合が悪い面もあるのだが、率直に言ってこの朝型勤務は「いただけない」。多数の労働者とその家族に心身両面の負担をかけることになるため、実行するのであれば少なくともセーフティネットを張る必要がある。

    第24回 朝型勤務がダメな理由
    blueboy
    blueboy 2015/05/14
    朝の出勤を遅くすれば、単純に時短になると思うけど。
  • 小鳥が自ら腸を吸収し3日間飛び続けることが判明

    ズグロアメリカムシクイのオス。体重12グラムほどの体で、秋の渡りのシーズンにはノンストップで何千キロも飛び続ける。(Photograph by Robert Royse) 出発前に、まず体重を増やして腸を除去し、3日3晩事も取らず眠ってもいけない。もしそんな旅行があったとしたらどうだろう? ズグロアメリカムシクイは、毎年秋にそれをやってのける。 体重がわずか12グラムしかない極小の渡り鳥ズグロアメリカムシクイは、秋になるとカナダ北東部から南米へ渡って行く。そのルートはこれまで知られていなかったが、3月31日付けの科学誌「Biology Letters」に発表された論文によると、鳥たちは大西洋上空をノンストップで移動していることが明らかになった。 2013年秋の渡りのシーズンに、海上のルートを明らかにするため、生態学者らは軽量の追跡装置を5羽のズグロアメリカムシクイに取り付けた。 マサチュ

    小鳥が自ら腸を吸収し3日間飛び続けることが判明
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    blueboy 2015/04/03
    チョー驚いた。
  • カタツムリの「恋の矢」が相手の寿命短縮、東北大

    カタツムリが交尾の際に突き刺す鋭い矢「ラブダート(Love dart)」が、交尾相手の生殖能力を低下させ、寿命を縮める可能性があることが、東北大学の生物学者、木村一貴氏らの研究で明らかになった。3月10日付の『Proceedings of the Royal Society B.』誌に発表された。 カタツムリには、雌雄同体のグループと雌雄異体のグループがある。そのうちラブダートを突き刺すのは、雌雄同体のカタツムリの一部。ダートはカルシウムでできていて、カタツムリが相手の体にこれを刺すと、ダート表面に塗布された特殊な分泌液が送り込まれ、卵子を受精させるのを手助けする。 複数のパートナーと何度も交尾する習性を持つカタツムリにとって、とても役に立つ道具だ。ところが今回の研究では、交尾に欠かせないこのダートが、相手の生殖能力を低下させ、寿命を縮めてしまうことが明らかになった。 利己的な「恋の矢」

    カタツムリの「恋の矢」が相手の寿命短縮、東北大
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    blueboy 2015/03/16
    論理が変。ライバルの受精(遺伝子)が少なくなるからといって、自分の受精(遺伝子)が多くなるわけじゃない。ライバルが貧乏になるからといって、自分が金持ちになるわけじゃない。総量が一定ならともかく。
  • 謎の古代文明の遺跡を中米で複数発見、マヤとは別

    ※この発見についての詳細は、2015年12月30日発売の『ナショナル ジオグラフィック日版』2016年1月号で、見つかった都市の想像図や写真を含めて詳しく紹介します。 一部が人間で一部がジャガーの姿をした石の彫像。ホンジュラスの密林奥深くに眠る遺跡では、この他数多くの出土品が見つかった。(PHOTOGRAPH BY DAVE YODER, NATIONAL GEOGRAPHIC) ホンジュラスの密林へ分け入った探検隊が、失われた文明の遺跡を発見したという驚くべき報告を携えて戻ってきた。この地域には昔から「猿神王国」あるいは「シウダー・ブランカ(白い街)」という古代文明にまつわる伝説が存在し、その遺跡がどこかに眠っているといわれてきた。探検隊はその場所を確かめるために、人里離れた未開のジャングルへと足を踏み入れた。 発見された遺跡は今からおよそ1000年前に栄え、その後滅びた文明のものと思

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    blueboy 2015/03/05
    新たに Ingress 戦争が勃発。
  • イルカ襲う、つぶらな瞳の無慈悲なアザラシ

    愛らしい表情を見せるハイイロアザラシ。海の人気者が、実際は「情け容赦のない捕者」という証拠が相次いでいる。(Photograph by Brian J. Skerry, National Geographic) 一見、ほのぼのした光景だった。2013年、北海に浮かぶドイツ領ヘルゴラント島。沖で2頭のアザラシがふざけ合っているらしく、そのうち波の下へ潜っていった。間もなく、不気味な赤い色が波間に広がった。2頭が再び水面に現れたとき、大きい方のアザラシがもう一方のアザラシの皮をはぎ、べていたのだ。 「2頭は遊んでいるとばかり思いました」。環境コンサルティング会社「IBLウンヴェルトプランノン」の海洋生物学者セバスチャン・フアマンは振り返る。同氏が撮影した、襲われる若いゼニガタアザラシの写真は、『Journal of Sea Research』誌の2015年3月号に掲載される予定だ。「最初見

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    blueboy 2015/02/09
    アザラシによるイルカ殺害のリアル画像 (グロ注意) → http://aqua2ch.net/archives/41498129.html  / かわいい動画 → http://youtu.be/4lSbxsaRcZk
  • 特別編 渡辺佑基「マグロは時速100キロで泳がない」

    世界最速のスイマーであるバショウカジキは時速100キロ以上で弾丸のように海を飛ばす。マグロも負けず劣らず、時速80キロでびゅんびゅん泳ぐ。シャチは時速70キロで前進するし、ペンギンは時速60キロですいすいと海を渡る――。 以上の話は子ども向けの図鑑などでしばしば見られる、海の動物たちの「真実」である。流線形の体とアスリートのような筋肉をしたカジキやマグロやシャチは、驚くほどうまく水中生活に適応しており、まるで高速道路をはしる車のようなスピードで大海原をびゅんびゅん泳ぐとされる。 ところがどっこい、である。海洋生物学者である私は、実際にバショウカジキの遊泳スピードを海で計測した科学論文を調べてみたところ、平均スピードは時速2キロと知った。いや書き間違えではない。20キロでも200キロでもなく、2キロ。ちょうどお年寄りの散歩くらいのスピードで「世界最速」のバショウカジキは泳ぐ。 ちなみにマグロ

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    blueboy 2014/06/07
    2009年にも、本人が同じことを言っている。 → http://nationalgeographic.jp/nng/article/20110615/274130/ 魚類はいずれも秒速1~2メートルだそうだ。/だが哺乳類のカバはすごく速い。→ http://naglly.com/archives/2011/02/hippo-attack.php
  • 第2回 「知能指数は80%遺伝」の衝撃

    見た目はホントにそっくりな双子。それってつまり遺伝子が100%同じ一卵性双生児なわけだけど、性格や気質も見た目ぐらい同じなの? 違うとしたら、どのぐらい? もっと言うと、個人の形成に遺伝と環境はどんなふうにかかわっているのだろうか――。双子を対象として、遺伝と環境が人間に与える影響を調べる「双生児法」により、これまで7000組以上の双子を調査してきた安藤寿康先生の研究室に行ってみた!(文=川端裕人/写真=的野弘路)

    第2回 「知能指数は80%遺伝」の衝撃
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    blueboy 2013/08/13
    「僕の知能ときみの美貌をあわせもった子供を産もうよ」
  • 特集:ネアンデルタール人 その絶滅の謎 2008年10月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP

    Q:温暖化が急速に進む北米東海岸のメーン湾。ロブスターに生じる可能性がある影響は? 外骨格が強化される幼生がより速く成長する外骨格が溶ける 現生人類は、ネアンデルタール人よりも社会集団の規模がわずかに大きく、わずかに生存能力が高かったおかげで、こうした過酷な条件下で生き延びたのかもしれない。ほんのちょっとの差が「極端な気候変動の中で、両者の命運を分けたのでしょう」とストリンガーは話す。 となると、一つの疑問が残る。ネアンデルタール人から現生人類への交代劇は、ゆっくりとした平和的なものだったのか、それとも比較的短期間に起こった敵対的なものだったのか。 「ほとんどのネアンデルタール人と現生人類は、生涯の大半を通じて、直接顔を合わせることはなかったでしょう」と、ユブランは慎重に言葉を選ぶ。「居住域の境界近くでは、遠くから互いの姿を見かけることもあったと想像されます。その場合、互いに相手を避けるだ

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    blueboy 2012/04/05
    「小集団の生き残りが10人まで減ってしまえば、3年ほど厳しい寒さが続くか、地すべりが1回起きただけで滅びてしまうでしょう」