マーケティング・コミュニケーションの総合シンクタンク「宣伝会議」のWEBサイト。マーケティングに関わる全ての人に向け、雑誌・書籍の出版や教育講座の全国展開をしています。
台風12号の上陸とともに読みはじめたメルヴィルの『白鯨』3巻を、先日の台風13号の上陸を前に読み終えた。 終わり近くで、エイハブ船長率いる捕鯨船ピークオッド号もまた台風に巻き込まれるのを台風13号の訪れを前にしながら読み進め、3巻合計1200ページ強を12日かけて読み終えたのだった。 読みはじめたばかりの頃に別の場所でも「鯨の語源」という記事で書いたが、この『白鯨』という小説、所謂「小説」と思って面食らう。小説でもあるが、百科全書的なのだ。 ヨーロッパ中世というのは実におもしろい時代だと思う。 そのことは1つ前の「中世の秋/ホイジンガ」でも紹介したが、今回紹介するジョルジョ・アガンベンが『スタンツェ―西洋文化における言葉とイメージ』で描く、中世の人々の思想世界もなかなか興味深い。 例えば、「中世の心理学によれば、愛とは本質的に妄想的な過程であり、人間の内奥に映し出された似像をめぐるたえまな
広告業界に関係するインターネット関連ニュースが毎日沢山届くので、頭の整頓のために気になったトピックスを紹介していました。 ありがとうございます。2005年に開始した広告会議、おかげさまで8周年でございます。ブログによってこの8年、いろんな方に出会い、いろんな事を学び、沢山の刺激を頂き、ほんとにほんとに感謝です。思い出いっぱいの日々を過ごす事ができました。 ということで、ここでひとまず広告会議、休憩します。 8年分の面白いアーカイブができたので、ブログはこのまま公開しておきます。何かの際にお使い下さい。 偶然にも、Googleリーダーと共に始まり、Googleリーダーと共に休憩。そんな感じでしょうか。 でもFacebookページやTwitterでの投稿は続けて行きますので、情報があればこちらへお願いします。 ひとまず8年間、長い長い会議にお付き合い頂き、ありがとうございました!
ちょっと前にネットで「ブランディング」という言葉を目にしていて、違和感を感じることがあった。ネットメディアの人が言う「ブランディング」と、オールド広告人(=自分)が考える「ブランディング」に、隔たりがある。これは何だろうと思っていたが、大ざっぱに言うと、ネットメディアにおけるブランディングは「量」を指しており、オールド広告人の言うブランディングは「質」のことを指している。わりとそこら辺ですれ違っているようだ。 ネット広告というのは個人の具体的な購買にいかに張り付くかというところで既存メディアと差別化しているので、基本的にはディープなターゲティングと、購買になるべく近いところでの広告差し込みがポイントになってくる。これは購買を基準にした効率で効果を定義していることによるわけで、それがこのメディアの可能性でもあるし限界にもなったりしている。そうするとネットメディアの人々にとっては、とかく露出
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く