米国はカルザイ大統領排除に密かに動き出した様子 *************************************** アフガニスタン攻略の当初、米国が引っ張り出してきたのがカルザイだった。 国連大使、アフガニスタン外務次官の顔を持つカルザイは、民族衣装をまとい、米国の代理人のごとく、或いは自由民主の使者、大げさに言えば“希望の星”として世界政治に登場した。 カルザイをこの日のために育ててきたのはCIA筋と言って良いかもしれない。 米国に事実上の亡命時代、カルザイはカリフォルニアのメジャー「ユノカル」の顧問として食いつなぎ、しかもユノカルは当時、トルクメニスタンのガスをアフガニスタンを経由してパキスタンの港までパイプラインを敷設するプロジェクトを進めていた。 カルザイ政権が誕生するや、このプロジェクトはすぐに成立、参加国の署名式をすませた。 そして、この1580キロのガス運搬ルート