イラク・モスルでのイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」掃討作戦で、戦闘の被害を受けた町並み(2017年5月28日撮影、資料写真)。(c)KARIM SAHIB / AFP 【5月9日 AFP】10代の捕虜を刺し殺し、民間人の少女や老人を狙撃し、住宅街に向けて重機関銃を乱射──2017年にイラク北部でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」掃討作戦を展開していた米海軍特殊部隊「シールズ(SEALs)」のエリート隊長が、これらの戦争犯罪に手を染めたとして今月、軍法会議にかけられる。共和党議員の中には、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の介入を求める動きもある。 【記者コラム】この「結末」を誰が予想した……崩壊した国シリア シールズの特殊作戦部隊を率いてイラクやアフガニスタンで数々の戦闘任務をこなし、勲章を授与されたエドワード・ギャラガー(Edward Gallagher)