今度はどんなたわしができたのかと思いきや、その新商品の名は、「亀の子スポンジ」である。今、巷で注目を集めているのはたわしではなく、台所用スポンジなのだ。 初回はテスト販売ということもあり在庫が十分ではなかったとはいえ、1週間で売り切れたという。「白と黄色は、発売日に完売した」(マーケティング部マネージャーの鈴木昭宏氏)。5月末に再入荷したが、すでにリピーターもいるそうだ。 いったい、何が台所ユーザーの心をつかんだのだろうか。話をうかがってみると、生活者のニーズに寄り添い続けてきた100年企業のこだわりが見えてきた。 6時間後にはO157が検出できないレベルに まず、購買者が食いついたのは、おそらくこのスポンジの「抗菌力」だろう。片面に銀イオンを塗布するという、スポンジ業界唯一の抗菌法を採用しているのだが、この銀イオンによる、菌の繁殖を抑制する効果がスゴイらしい。財団法人日本食品分析センター
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