22日午後4時ごろ、岐阜県高山市清見町の東海北陸自動車道飛騨清見インターチェンジ(IC)付近で、煙のようなものが車内に充満して停止しているバスを取り締まり中の警察官が見つけた。バスは高山市の濃飛乗合自動車(濃飛バス)が運行する白川郷発高山濃飛バスセンター行きで、男性運転手(51)と乗客51人が乗っており、うち外国人を含む乗客15人が足に軽いやけどを負うなどした。 県警高速隊と濃飛バスによると、バスは東海北陸道を高山市内に向かっており、飛騨清見ICの料金所手前でエンジンがオーバーヒート。11列ある座席の7列目の右側足元にある送風口から熱せられた水蒸気が噴き出したという。 三菱ふそうトラック・バス製で1999年に購入、約135万キロ走行していた。エンジンを冷やす過程で温まった冷却液を使って空気を温め暖房に利用する仕組みがある。この冷却液が漏れ出した可能性があり、県警などが調べている。 バ