JR東海が品川(東京都)―名古屋間で2027年の開業をめざすリニア中央新幹線について、柘植康英社長は4日、中津川市内で計画している回送線で、走行中の車両を開業後に見学できるとの認識を示した。県庁でリニアの建設と地域振興をめぐる県との基本合意をした後、報道陣に明らかにした。 回送線は岐阜県駅と車両基地を行き来する総延長約2キロ。この間は低速でタイヤ走行をすることから、JRはかまぼこ形の防音フードで覆わない方針だ。そのため、回送線を走行中の車両の見学について、柘植社長は「観光スポットとして見ていただくのは可能」と話した。 ただ、最先端技術が集約された車両の整備工場を含む中部車両基地の内部の見学は「機密性が高く、セキュリティーの観点からなかなか難しい」と否定的な見解を示した。 中津川商工会議所は「リニアの… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会
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