東京都は、7月1日に施行する「自転車安全利用条例」によって、ブレーキのない自転車の一般販売を禁止します。競技用自転車「ピストバイク」が標的とも言われています。若者を中心に人気を集めた自転車がなぜ禁じられたのか、これまでの経緯を振り返ります。 ピストバイクはもともとトラック競技用の自転車です。変速ギアがなく、一般的な自転車のようなブレーキが付いていないタイプがよく知られています。そのため減速するときはペダルを逆回しにするなど、独特の操作が必要になります。道路交通法では、事故の危険があるとしてブレーキのない自転車の公道走行を禁じており、ブレーキなしのピストバイクも取り締まりの対象でした。しかし、販売者側を規制する法律や条令はなく、事実上は誰もが購入し、街中で乗れる状態だったのです。 お笑いタレントの摘発も話題に そのシンプルなデザインや壊れにくさ、また海外発のストリートカルチャーとして紹介され
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