私はテスト駆動開発(TDD)について、Kent Beckの著書『 Test-Driven Development By Example 』(邦訳『テスト駆動開発入門』)で学びました。これは大変優れた入門書で、TDDにますます関心を持つようになった私は、さらにSteve FreemanとNat Pryceの著書『 Growing Object-Oriented Software, Guided by Tests 』(邦訳『実践テスト駆動開発:テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる』)を読みました。この本も私のお気に入りです。 ただし、両書には弱い部分もあります。現代の静的型システムがテストを補ったり、場合によっては置き換えたりできるかもしれないことには、全く触れていないのです。このような本を読んだだけでは、”typing”(型付け)と聞いてもキーボードの”タイピング”のほうを考
![型付けを活用してテストを減らす:静的型を使ったTDD Part 1 | POSTD](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bebc13d616f8c49846db4066730ec85d8dd430de/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpostd.cc%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F02%2Ftdd-500x308.png)