茂木健一郎「クオリア日記」の「生命とは制御できないもののことである」が面白い。「フューチャリスト宣言」(ちくま新書、5月刊)での対談の中で、「ネット」や「ブログ」や「いまウェブ上で起きていること」を、脳の仕組みや生命現象の本質と照らして、僕たちは考えた。 そういう議論・思考の延長線上でこのエントリーを眺めた。 生きものの定義を、「制御できない もの」としたらどうか。 「生命とは制御できないもののことである」 と考えることで、ぱっと視野が広がって、 様々なことの本質が見えてくると思う。 茂木さんとの対談では学ぶことが本当にとても多く、影響を受けるところ大であった。「オープン」で偶有的なプロセスでやっていかないと生命体の成長はない、それが生命の一大原則なのだ、ネットは生命原理に近い事象を人間の脳とか情報の領域に起こすものだ、命を輝かせるためにはネットの偶有性の海に飛び込むべきなんだ、ミトコンド