2010年10月30日23:00 カテゴリ書評/画評/品評Love たまには説教もいいものだ - 書評 - なぜ、はたらくのか 主婦の友社高原様より献本御礼。 なぜ、はたらくのか 加藤寿賀 ビートたけしオビにて曰く うるさいバァさんの説教がたまに聞きたくなるんだよね。 そう。床屋に通うぐらいたまに。 本というのは素晴らしい。 そういうバァさんが身内にいなくても、そしてバァさんがもうこの世にいなくても、それに耳を傾けることが出来るのだから。 本書「なぜ、はたらくのか - 94歳・女性理容師の遺言」は、理容師という平凡な仕事を、50年間文字通り死ぬまで続けて来た著者の超凡なる箴言。 内容紹介 東京・新橋駅のガード下、わずか6坪の理髪店がある。「バーバーホマレ」。1953年の開店以来、ハサミを握り続けた一人の女性・理容師がいた。彼女はこの店の2階で暮らし、女手ひとつで娘2人を育てた。多くのお客様