「原子力安全・保安院の議事録のひどさをわかりやすく」シリーズ、第3回は、前回と同じく2009年の第30回保安部会・議事録を読む。今回は、原発の火災についてだ。福島第一原発でも、事故後に火災が起きたのは記憶に新しい。原発内の火災はどの程度起きるのか。何が原因で起きるのか。議事録を読むと意外なことがわかった。 ※引用する議事録は、2009年のもの。 ■報告 原発の火災について、議事録では以下のようにタイトルが付いている。 『d.原子力発電所における火災の発生防止対策の充実』 「充実」という言葉を用いたタイトルだ。果たして充実しているのか。この議題は、白石原子力防災課火災対策室長という人物が、報告している。 「原子力防災小委員会の火災防護ワーキンググループにおきまして、原子力発電所 における火災防止対策の充実に関する報告書というのを今般とりまとめましたので、その概要につきまして御報告をさせていた
![原子力安全保安院の議事録のひどさをわかりやすく(3)原発火災、耐震工事と関連(加筆:東電・原発専門家チーム論文内容) : 座間宮ガレイの世界](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05cb04832d80c276083f1225f36455f3472b115f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Famenohimoharenohimo%2Fimgs%2F5%2F1%2F51f37564-s.jpg)