統合グラフィック Intel向けとしては、他にRS600という製品も用意されている(Photo07)。これは何かというと、統合グラフィック向けという扱いで、流石にExpressRouteやCrossFireのサポートは省かれている様だ。ただ外部のPCI Express x16レーンは用意されており、構造的には図4の様になると思われる。ExpressRouteの設定は無く、またCrossFireが可能かどうか(x16を2本のx8に分けられるか)も不明である。型番的にはRS600であるが、ターゲットを考えるとRD500相当のコアにGraphicsを統合した、と考えるほうが順当な気もする。 Photo07:ECSのRS600M。見てのとおりLGA 775を搭載するIntel向けのMicroATXマザー。 図4: さてそのRS600のグラフィックコア、従来と異なり特定の世代のコアをそのまま入れた