誰にだって生きづらさという名の障がいはある いろんな人が一緒に働いて行ける場を作りたい 今回取材させていただく中村さんは、NPO法人くまもと障がい者就労支援ネットワークの代表として、「障がいがあっても活き活き働き自立できる社会」をビジョンに、障がい者就労支援事業所「らぷらんどカフェ」の運営をしています。毎週のように熊本と東京を往復し、精力的に活動されています。エネルギーに満ち溢れた印象でも、初対面の私にフランクに話をしてくださいました。 この力強さと明るさはどこから来るのかが気になり、中村さんの魅力に引き込まれながらお話を伺いました。インタビュワーとしてりょういくレポートを書いている私は、大学に通いながら障害福祉現場でアルバイトもしています。 自分の身近な人だけを守っていては効果がない 中村さんは、どういった経緯で福祉の世界に入り、福祉作業所を開くことになったのですか。 熊本にいる幼馴染の