7年間在籍した楽天のホーム、コボスタ宮城に一礼する田中将大。ヤンキースタジアムで、縦縞のユニフォームに袖を通した田中を見られる日が楽しみだ。 田中将大がヤンキースと契約した。年俸総額1億5500万ドルの7年契約。クレイトン・カーショーの2億1500万ドル(7年)やジャスティン・ヴァーランダーの1億8000万ドル(7年)には及ばないが、イチローの9000万ドル(5年)やダルビッシュ有の6000万ドル(6年)を大きく上回る金額になった。ヤンキースの投手陣では、C・C・サバシアの1億6000万ドル(7年)に次ぐ高評価だ。 よく払ったなあ、というのが、私の率直な感想だ。伊良部秀輝や井川慶でかなりの火傷を負った球団がこんなに大枚をはたいたのは、よほど綿密なリサーチを重ねたからだろう。いくら日本で超絶的な成績を残したとはいえ、田中は大リーグでまだ1球も投げていないピッチャーなのだ。 田中のスライダーと