「チェンソーマン」などで知られる藤本タツキさんのマンガが原作の劇場版アニメ「ルックバック」。6月28日に119館で公開され、公開初週の興行収入ランキングで1位を記録。大規模の上映ではないにもかかわらず、口コミで火がつき、公開3週目には興行収入が10億円を突破するなど大ヒットを記録している。監督を務め、脚本、キャラクターデザインも担当したのが押山清高さんで、原作者の藤本さんは、同作のアニメ化が発表された際に「押山監督はアニメオタクなら知らない人がいないバケモノアニメーターなので、一人のオタクとしてこの作品を映像で見るのが楽しみです」とコメントしていた。“天才アニメーター”とも呼ばれる押山監督に制作の裏側を聞いた。